コンサート情報

「受け継がれる名曲 ―過去から未来へ―」動画配信!

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ツイキャスにて2021年7月31日23:59までの配信です!

「受け継がれる名曲 ―過去から未来へ―」
グレゴリオ聖歌辺りから始まったと言われるクラシック音楽。
皆様ご存知のバッハやモーツアルト、ベートーヴェン・・・・そしてチャイコフスキーやメシアン・・・時代と共に音楽も大きな変化を遂げてきました。
そんな”クラシック音楽”直訳すると”古典音楽”はこれからどうなってゆくのでしょうか?こちらの動画は近代ロシア(ソビエト連邦)を代表する作曲家プロコフィエフの作品と現代の日本の作品を収録しています。”近代”と”現代”の変化をお楽しみ下さい。
―プログラム―
セルゲイ・プロコフィエフ作曲 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 作品56
森山智宏作曲 無伴奏ヴァイオリンのためのソナチネ
加藤真一郎作曲 2台ヴァイオリンのための《ディフェレンシアス》
演奏者 ヴァイオリン 日俣綾子・保科由貴
撮影録音編集 松浦武臣(Virtuoso.Tokyo)

この動画を作成したいきさつは・・・。
数年前にパリを訪れた際にルーブル美術館とオルセー美術館を見に行ったのですが、そのどちらかに・・・どちらだったかは失念しました・・・スペースを取って「現代のフランスの画家の作品」と紹介と共に新進気鋭の画家の作品が展示されていました。人も見入ってました。ダ・ヴィンチやゴッホを収録する美術館でそれらの作品と同列に若手の作品が展示されているってとても素晴らしい事だし、やらなければいけない事だと感じました。
そして名画に感動すると共に美術館の「美術を守り広める」という姿勢に感動しました。名画に感動したのと同じぐらいに。
動画をご視聴頂けばお分かり頂けると思いますが絵画もそうですが「現代の作品って難解」なんです(私には)。聴いて涙が出るように感動するするという物でもありません。でも恐らくそれは程度の差こそあれ現在「名曲」として愛されている多くの作品も通ってきた道だったりします。
だから現在よく聴かれている古今東西の数々の曲のように、現在の作家の作品も何度も演奏され多くの解釈が生まれ数多の批評に晒され、そして海によって運ばれた石やガラスの角が柔らかくなるように、1曲1曲が熟成されていけばいいなと、それをするのは演奏家しかいないし演奏家の務めだと考えています。

ご視聴頂いて「感動して涙が出た」という類の音楽ではないかもしれませんが、是非「古典音楽」・・・クラシック音楽の直訳です・・・・の「今」「現在」の形をご覧下さい。そして後世へ残し伝える一員となって頂ければ幸いです。

こちらの動画はtwitcasting上での有料配信(プレミア配信)となります。
チケット料金500円とtwitcastingシステム料100円の合計600円が必要となります。諸々の規則はtwitcastingに則ります。
twitcastingアカウントをお持ちで無くともtwitter、facebook、instagram、Appleのいづれかのアカウントで覧頂けます。(決済のアカウントと実際に視聴するアカウントは同じである必要がございます。)
多くのデータ量を必要としますのでwifi環境下での視聴を強くお勧めします。
PCでの視聴をお勧めします。(スマートフォンのアプリでも視聴頂けます。)
詳しくはこちら、特に「録画視聴の流れ」をご覧下さい。
https://twitcasting.tv/img/shop/premie..

9月29日(土) 日俣綾子ヴァイオリンリサイタル!

2018 929()

1330分開場 1400分開演

杉並公会堂小ホール

日俣綾子ヴァイオリンリサイタル ~時代と共に 受け継がれる名曲~

来る9月29日(土)に杉並公会堂小ホールでコンサートを開催致します。

このコンサートの主題は「過去と未来」。

前半には今まで「名曲」として愛されてきた楽曲を(勿論これからも愛され続けるでしょう。)、後半にはこれから「名曲」として愛されるであろう楽曲をご用意しました(メシアンやストラヴィンスキーは既に広く知られていますがブラームスやチャイコフスキー程ではありません。)。

近年「クラシックの曲」は難解さを増しています。その難解さ故にコンサートで取り上げられる事は少ない傾向にあります。

ときに、チャイコフスキーの名曲「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35」は今やベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンのそれと並べて「4大ヴァイオリン協奏曲」と言われていますが、初演の評価は「悪臭を放つ」とまで言われる散々な物でした。そんな中でもめげる事なく演奏を続けた事により次第に真価が認識され今日広く聴かれるようになりました。繰り返し演奏されるって、とても大切な事なのです。

「進化」と「行き当たりばったり」の差は何か。その背後に「伝統」があるかどうかだと聞いた事があります。バッハやモーツァルトがいなければベートーヴェンはいませんしブラームスも存在しません。そしてチャイコフスキーがいなければ恐らくストラヴィンスキーは随分違った作曲家になっていたでしょう。過去の偉人がいて、現代の天才がいます。脈々と受け継がれる伝統の上にこそ花開く進化があります。

その伝統、そしてそこからの進化を是非ご堪能下さい!

それこそが時代と共に受け継がれる名曲です。

お問い合わせやご質問などは vn_tamahi@yahoo.co.jp までお願い致します!

チケットは 前売り券3,500円 当日券4,000円 学生2,000円(高校生以上の方は学生証をご持参下さい)です。

*近日中にチケットぴあさん、杉並公会堂でもご購入頂ける様にお手配させて頂きます。

日俣綾子

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