涼しいを通り越していきなり肌寒くなったと思ったらお昼間は暑いです。
こんにちは。東京都 杉並区 荻窪 下井草 杉並の森ヴァイオリン教室です。
上記の通りなかなか難しい気候ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
この夏に新しい生徒さんにもお越し頂き毎日楽しくレッスンさせて頂いております。
今回はタイトルにあります通り「コンサート」に「行く事」をお勧めしたいと思います。
昔に比べてやや出歩く事が減り、コンサートに行く事もほんの少し減ってしまっていました。
が。友人の誘いを受けて9月末に「プレゼンテーション 現代の作品 その48」に参りました。
どういうコンサートか私なりに解説しますと、「新進気鋭の作曲家達が最新作を発表する・一部昔の作品(といっても現代曲の括り)」といったものです。
非常に新しい響きの曲達です。昔は「何か凄そうだけどよく分からない」と感じて終わりだったのですが最近では「どんな新しい和声に出会えるだろうか、響きに出会えるだろうか、音に出会えるだろうか」と楽しみでワクワクし、満足して帰る。私にとってそんなコンサートになっています。
余談ですが、過去に加藤真一郎氏の作品も森山智宏氏の作品も初演させて頂いております。
久しぶりのコンサートだったのですが、目の前で演奏されて音が飛んでくる。演奏者と同じ空間にいる。自分の周りの空気が音で震えている。そして心も震える。その感覚に終始圧倒されていました。
演奏者の緊張、気迫、音楽に対する愛情、敬意、そして私達観客へ心を開いて下さっているさま。とても心が満たされ、そして勉強になりました。
かなり前に録音技術が発達して「録音」出来るようになり、そこからレコード、CDと来て今やYouTubeが多いのでしょうか。その利便性には私もお世話になっていますが本来の在り様と申しますか、オリジンと申しますか・・・・音楽は時間芸術なので本来「その時にその場所で」しか存在し得ないものです。その緊張感を時々味わう事は、音楽を学ぶ者には、音楽を愛する人には、とても大切だと感じたコンサートでした。
上記のコンサートに作品を出された方々、そして演奏された方々に心より敬意と感謝を捧げ、今回の記事を締めたいと思います。
杉並の森ヴァイオリン教室 日俣綾子
コメント