生徒さんが日本クラシック音楽コンクール地区大会で優秀賞を受賞しました

東京都 杉並区 荻窪 下井草 杉並の森ヴァイオリン教室でございます。

第35回日本クラシック音楽コンクール ヴァイオリン部門 小学校低学年の部 地区本選(関東)において生徒さんが1名「優秀賞」を受賞しました。この結果12月に行われる全国大会に出場します。

日本のコンクールといえば、規模・難易度・伝統で「日本音楽コンクール」がトップに君臨します。部門によりますがヴァイオリン部門は15歳から出場資格があります。

子供向けのコンクールとしては前述の「日本音コン」の学生版として「全日本学生音楽コンクール」があります。こちらが同じく規模・難易度・伝統として子供向けのコンクールとしては一番重んじられるコンクールです。
その他には「白寿こどもヴァイオリンコンクール」「セシリア国際音楽コンクール」等も難易度が高いですが、規模的には「日本クラシック音楽コンクール(通称クラコン)」が大きく知名度もあり、特にヴァイオリンにおいては全日本の次ぐらいに重要視されているコンクールです。
余談ですがピアノの場合はまず全日本があり、その次に(同じぐらい?)ピティナがあり、クラコンはその次に位置されるのでヴァイオリンとは少し事情が違うようです。

さて。そんな日本クラシック音楽コンクール(クラコン)で生徒さんが1名予選を通過し、本選で優秀賞を受賞して見事に全国大会に進むこととなりました。全国大会・・・沖縄から北海道まで音楽を学ぶ方々が一堂に会してその腕を競います。

コンクールの存在はしばしば問題視されます。一歩間違えばその魔力に取り付かれ、結果に一喜一憂し、肝心の音楽の熟成ひいては豊かな感性の育成に影を落とすことになります。ただ「競って終わり」ではなく「こんな演奏もあるんだ」「あんな表現も出来るんだ」という出会いの場になってくれれば・・・と願っています。ただの競争にするのか、出会いと発見の場に出来るのかは指導者の力量だと思うので・・・”導く”という文字が含まれていますね・・・・私も精進致します。

本選会での演奏が終わってステージから降りた彼女の第一声は「もっと弾きたかった(制限時間で途中で切られた為)」でした。私はそれが本選通過と同じぐらいにとても嬉しかったです。

*この記事を投稿するに際し該当生徒さんの保護者様より許可を頂いています

早くも床暖房を入れ始めました。皆様におかれましてもどうか風邪などお召しになりませんように。

杉並の森ヴァイオリン教室 日俣綾子

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